秋の心得
夏より秋からの方が断然行動的になってるように思います。
10月までは他現場での振付お仕事でなかなか自分の時間がとれなかったので、踊りも生活もここからは自分のために使っていこうと、爽やかな風に吹かれて思うのです。真冬になってしまうとまた出るのが大変になってしまうからね。
最近は新作舞台のお稽古の合間に、楽しみにしていた「骨のワークショップ」に行ったり、鎌倉で隠れ家的なバレエオープンクラスを見つけて行ったり、日本舞踊を2日間お稽古して合宿みたいだったり、旧友に会ったり、朝ごはんをゆっくりと食べたりと、充実してます。
こういう時間が次に進むエネルギーをつくるように思います。
20代までは、5.6個の舞台のお稽古を同時進行していたり、その間にバイト入れたりして、なんであんなことができたのでしょうね。
そうですね、体力があったからですね。笑
おまけにちゃんと遊んでたし、、、
それができなくなりかけた20代後半はとってもつらかったです。
もう今は全然できません!やろうとも思いません!笑
私の師匠が、「20代頑張ったら30代が楽になる、30代頑張ったら40代が楽になる」と言っていました。
昔は、それを聞いてい〜な〜楽したーい!と単純に思ってました。
が、そうではないのですねきっと。
時間内に何をこなすかではなくて、時間内をどう過ごすかなんだなー。って。
もちろん20代、ちゃちゃっとこなし仕事のようにしてきたわけではなく、一つづつ向き合ってきたつもりです。
すこしづつ変化していくものなのですね。
できなくなることへ寂しさや苛立ちを感じるのではなく、順応しながら今をコツコツとやっていこうと思います。
どんなに悩んでもここに戻ってきます。
今日はこれから来年2月にある新作のお稽古です。
「大御所振付家さんの元でたくさん学び、みんなで一つの作品に向かうことが出来たゾー!!」
なぜ過去形なのかは、次回のブログで書こうと思います。
isa
秋だからツイードジャケット
